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サポート技術情報

文書番号: 828947 - 最終更新日: 2003年12月10日 - リビジョン: 1.0

目次

概要

この資料では、Microsoft Office 2003 のインストール中に追加の .msi パッケージまたは .exe ファイルを展開 (または連鎖) する方法について説明します。デフォルトでは、個別にインストールを実行しない限り、1 つの Microsoft Office CD-ROM と別の Office CD-ROM のインストールを同時に展開することはできません。

ただし、Microsoft Office 2003 リソース キットに記載されている情報を使用して、セットアップ設定ファイル (Setup.ini ファイル) を修正することで、複数の Microsoft Windows インストーラ製品を 1 回のインストールに連鎖できます。

Windows インストーラ製品を連鎖する方法

Windows インストーラを使用する製品のインストールを連鎖するには、以下の情報を使用します。Notepad.exe などの Windows インストーラ以外の製品を追加する場合は、以下の情報を使用するか、この資料の「Windows インストーラ以外の製品を連鎖する方法」に記載される手順を実行することができます。

セットアップでは、インストールの開始時に Setup.ini ファイルが読み込まれ、[ChainedInstall_1] から [ChainedInstall_n] までに記載された各製品をインストールするための一連のタスクが Microsoft Windows レジストリに書き込まれます。デフォルトでは、コマンド ラインのオプションと Office 2003 のコア パッケージ用に定義されているプロパティが連鎖された個々のインストールに渡されます。その後、これら個々のインストールが連鎖されたインストールが Windows インストーラに渡されます。しかし、以下の構文を使用すれば、連鎖インストールの 1 つのインストールに固有のプロパティを Setup.ini ファイル内で設定できます。
 
[ChainedInstall_1]
TaskType=msi
Path=\\server\share\admin_install_point\[MSI file]
Display=None
MST=[MST file]
Cmdline=property=value
Setup.ini ファイルの [ChainedInstall_n] セクションの詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトの「Specifying chained installations in Setup.ini」を参照してください。
http://www.microsoft.com/office/ork/2003/two/ch5/DepD02.htm#sub_1 (http://www.microsoft.com/office/ork/2003/two/ch5/DepD02.htm#sub_1)

連鎖パッケージのカスタマイズ

[Options] などの、Setup.ini ファイル内の大部分のセクションでは、property=value という構文を使用して、カスタム プロパティ値を指定します。[ChainedInstall_n] セクションでは、構文 property=value を使用して Display と MST の両方の値を設定できます。また、インストールをカスタマイズする複数の追加オプションも設定できます。ただし、コマンド ラインに他のプロパティを追加して Windows インストーラに渡す場合には、Cmdline オプションを使用する必要があります。

Setup.ini ファイル内の連鎖インストールには、次のオプションを設定できます。

元に戻す全体を表示する
オプション説明
TaskName=task_name インストールに覚えやすい名を割り当てます。この名前は、セットアップでセットアップのログ ファイルに使用されます (省略可能)。
TaskType=task_type 連鎖インストールが .msi ファイルであるか、実行可能ファイル (.exe ファイル、.bat ファイルなど) であるかを識別します (必須)。
Path=path .msi ファイルまたは実行可能ファイルの相対パスまたはフル パスを指定します (必須)。
Display=setting 連鎖インストールのユーザー インターフェイスの表示設定を指定します。

進行状況インジケータのみを表示するには、basic を指定します。完全な無人インストールを行うには、none を指定します。表示設定の詳細については、この資料の「関連情報」に記載される Office 2003 リソース キットのリファレンス トピック「Setup Setting File」の [Display] エントリを参照してください。

: 連鎖インストールでは、Office のコア パッケージ用に指定されている表示設定がデフォルトで継承されます。デフォルト設定を無効にするには、この設定を使用します。
MST=MSTfile 連鎖パッケージ (.msi ファイル) に適用するトランスフォーム (MST ファイル) のパスとファイル名を指定します (省略可能)。

: MST オプションで指定できるのは、1 つのトランスフォームのみです。複数のトランスフォームを指定するには、Cmdline エントリに TRANSFORMS プロパティを追加します。
Cmdline=options 他の property=value の組み合わせ、またはコマンド ライン オプションを指定します。これらの組み合わせおよびオプションは、連鎖パッケージまたはプログラムをインストールするための呼び出し中に、セットアップによって Windows インストーラまたは実行可能プログラムに渡されます。
IgnoreReturnValue=[0|1] 現在処理中のインストールが失敗した場合でも、後続の連鎖インストールを継続するには、このプロパティを 1 に設定します。デフォルト設定は 0 です。

: .msi ファイルの名前やパスを誤って入力したため、インストールが停止した場合は、現在処理中の連鎖インストールも後続の連鎖インストールもインストールされません。この動作は、IgnoreReturnValue が 1 に設定されている場合でも発生します。
Reboot=[0|1] インストールの完了後にコンピュータを再起動するには、このオプションを 1 に設定します。セットアップが再起動し、インストールが再開されます。


Windows インストーラ以外の製品を連鎖する方法

実行可能ファイル (.exe) やバッチ ファイルを Office 2003 のインストールに追加する場合は、カスタム インストール ウィザード (CIW) で作成したトランスフォームを使用することもできます。

: Windows インストーラの .msi パッケージを使用する実行可能ファイルのインストールを、この方法によって連鎖することはできません。
  1. Office 2003 リソース キットから Microsoft Office 2003 リソース キット ツールをインストールします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Office Tools]、[Microsoft Office 2003 Resource Kit Tools] を順にポイントして、[Custom Installation Wizard] をクリックします。[Next] をクリックします。
  3. [Open the MSI File] ダイアログ ボックスで、Office の管理者用インストールのルートにある .msi ファイルを選択し、[Next] を 13 回クリックします。
  4. [Add Installations and Run Programs] ダイアログ ボックスの [Add] をクリックします。
  5. [Target] ボックスに、Office インストールの最後に実行する、[Add Program Entry] ダイアログ ボックス内にある .exe ファイルのパスを入力します。

    : [Browse] をクリックして、.exe ファイルを探して選択することもできます。
  6. [Help] をクリックして、[Add Program Entry] ダイアログ ボックスの下部に表示される 4 つのオプションに使用する設定を決定します。
  7. [Add Program Entry] ダイアログ ボックスで設定を指定したら、[OK] をクリックします。
  8. CIW の残りのダイアログ ボックスを完了したら、[Finish] をクリックします。
  9. CIW の最後のダイアログ ボックスのサンプル コマンド ラインを記録したら、[Exit] をクリックします。

関連情報

関連情報については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/office/ork/2003/two/default.htm (http://www.microsoft.com/office/ork/2003/two/default.htm)

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 828947  (http://support.microsoft.com/kb/828947/EN-US/ ) (最終更新日 2003-10-21) を基に作成したものです。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Standard Edition 2003
キーワード: 
kbhowtomaster KB828947
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